第8回 歯科医師夫婦のつれづれ手帖〜美容院でのひととき

歯科医師夫婦のつれづれ手帖は、歯科医院を共に営む夫(真面目なのでここではマジオ君)とともに、医院を訪れる患者さんに自分たちの人となりを知ってもらいたいという気持ちから、2014年から書き始めた小さな文章。
なんだかんだで続いています。
ルールは2つだけ。
1 必ず毎月、どちらかが書く。
2 内容は、歯科治療以外のこととする。

歯科医師夫婦のつれづれ手帖vol 8 美容院でのひととき MDCニュースレター2015年2月号より

みなさんはどうやって美容院を選んでいますか?

友人の中には、一貫して同じところに行っていたり、お気に入りの美容師を追いかけて店が変わるとついて行ったり、という人もいます。

かくいう私は、何のこだわりもない派。条件と言えば、車で行ける、高くない、以上。だから、行ってみて、車が止めにくい、パーマがすぐ取れた(実は自分の髪質のせい)といった理由ですぐに店を変えてしまう・・・これでは、いつになっても安心して任せられる美容師に出会うことは出来ないなあと思います。

実は歯科医院でも、似たようなことがあるかもしれません。開院して早五年がたち、おなじみの患者さんもとても増えています。歯の状態はもちろん、性格や治療に対する考え方、中にはご家族のことまで、私たちも良く分かっているので、そういう方は安心して治療を受けて下さっているのが伝わってきます。医療の成功には、人間同士の関係もとても大切だということがわかります。先日電話が故障した際には、キャンセルの電話が通じないとわざわざ医院まで来てくださったり、この「つれづれ手帖」を楽しみにしていると言ってくださったり、温かい関係が築けていることが垣間見えるたびに、本当にうれしく思います。

先日、初めての美容院に行ってみました。

4席のちいさな、でもセンスの行きとどいた美容院。子育て中だという美容師は落ち着いていて、私の髪質やカラー、パーマのこと、普段の手入れのことまで良くアドバイスしてくれました。

あ、もしかしたら、やっと私にも「行きつけ」の美容院ができたかな、と期待させてくれる、素敵なひと時でした。(のあみ 文)

回想版 美容院でのひととき

上述の美容院には、気に入ってしばらく通いましたが、あるとき突然担当の美容師さんがやめてしまっていて、なんとなく行くのをやめてしまいました。数年間、数ヶ月おきに通ったのに、やめるの一言もなく、突然いなくなっていたので、寂しかったな。

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のあみ

その後ある美容院で再びお気に入りの美容師さんに出会ったのだけど、彼女も2年ほどでやめてしまったんだよね。ちゃんと挨拶してくれたけど。

現在は、再びジプシー生活の末たどり着いた美容院に行っています。オーナーが兄弟で営む美容院なので、今度こそ、ずっとお世話になれるかなと期待しています。

 

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