近江商人ゆかりの地を訪ねて 〜第139回 歯科医師夫婦のつれづれ手帖〜
「歯科医師夫婦のつれづれ手帖」は、2010年から歯科医院を営む夫婦が、医院を訪れる患者さんに自分たちの人となりを知ってもらいたいという気持ちから、2014年より院内新聞の一角に書き始めた小さな文章。なんだかんだ言ってもう12年、続いています。
ルールは2つだけ。
Contents
ルール1 必ず毎月、どちらかが書く
ルール2 内容は、歯科治療以外のこととする(時々ルール違反あり)
第139回 近江商人ゆかりの地を訪ねて
妻(副院長)が渡英し、いよいよロンドンで歯科診療を開始する旨、前回のつれづれ手帖でお知らせしたところです。
ある程度落ち着くまでは、そうそう簡単に帰ってくることはできないので、壮行と思い出作りをかね、家族旅行に行きました。東京で仕事をしている長男も合流しやすいようにと検討した結果、滋賀を中心とした4泊5日の旅行です(長男は1泊のみ)。
我々夫婦、長女、二男の本隊は、いわて花巻空港から伊丹空港に飛び、レンタカーを借りての移動です。訪れた場所、食べたものなど列挙すると、比叡山延暦寺、満月寺浮御堂、近江牛、近江八幡市、信楽(焼き物)、宮之温泉、甲賀流忍者屋敷、近江ちゃんぽん(ちゃんぽん亭)、彦根城(ひこにゃんと会う)、長浜豊国神社、長浜別院大通寺、北近江豊臣博覧会、とりやさいみそ鍋(びわこ食堂)、白髭神社、東本願寺、嵐山、長岡天満宮、きぬがさ丼…

海のように見える大きな琵琶湖を左下から反時計回りに1周したうえに、京都まで行っちゃうという、なんとも欲張りなスケジュール。かなりの移動距離でしたが、昨年亡くなった義母の供養もでき、満足のゆく旅となりました。
特にも近江八幡市に宿泊し、八幡堀など昔ながらの街並みを歩いて堪能できたのは嬉しいことでした。近江八幡市は近江商人ゆかりの地。近江商人は、近江から他国へ行商した商人です。

「売り手よし、買い手よし、世間よし」の三方良しをモットーとし、企業の社会的責任を大切にしていました。
この精神は、私たちも歯科医院を開業した時から参考にし、大切にしていた想いです。焼き板(焼杉)外壁が特徴的な住宅は、華美ではなく実用的で、質素倹約を重んじた象徴のように思われました。
妻が渡英後は、家族が皆それぞれの場所で、それぞれの生活を送ることになります。貴重な時間を共有することで、離れていても、お互いを信頼し、思いやることを、各々確認できたすがすがしい旅でした。 (文: 松浦 政彦)























