50代、2年目の大学院生活へ!!「Kings College London」の魅力
こんにちは。歯科医師の松浦直美です。
2021年の1月に、英国Kings College London という大学が開催しているオンラインの大学院コース「MSc in Aesthetic Dentistry(審美歯科の修士過程)」に入学したことは、以前このブログでもお話しました↓
先月、コロナ禍で伸び伸びになっていた7日間のロンドンでのスクーリングが行われ、5年ぶりにイギリスの地を訪ねたお話も、時差ぼけで目が冴え切った真夜中に書き連ねました↓
オンラインとはいえ、英国の大学院に50代も半ばにして入学した理由。
審美歯科という「人に夢を与えられる」分野の歯科治療を深く学びたいと言う気持ちはもちろんありましたが、2020年に登録した英国歯科医師免許の更新のために、5年間で100時間の認定講習を受ける必要があり、その足しにしよう、と言う理由もありました。
1年のオンラインでの学習、課題提出、試験、そして先日のスクーリングで、1年めの課程は終了。さすがに修士課程で1年も学べば、オンラインとはいえ100時間の講習ノルマは達成です。
とはいえ、Master of Science (MSc)という学位を取得するには、3年間の学習が必要です。
しかし、そこはオンライン留学。1年や2年で退学しても、MScという学位ではありませんが、サーティフィケートを受け取ることはできるのです。
学位を取ることは目的にしていなかったので、2021年、辛かった学習を終えて、2022年は「休学」という道を選びました。
そして今年の2月、2021年から延期になっていた1年生課程の1週間のロンドンでのスクーリングが終了したら、1年分のサーティフィケートをもらって、退学しようと考えていました。
しかし・・・
7日間のスクーリングで、世界から集まった若き歯科医師たちと時間を共有するうちに、私の心にも(いらぬ)変化が。
今まで日本でのセミナーを多く受けたり本を読んだりして、「小難しく」考えていた審美歯科治療や噛み合わせの治療が、理論だった学習を進めるうちに、意外にも「シンプル」なのではないか、という気づき。
そして、1年でやめるにはもったいない魅力的なカリキュラム、多くの国の歯科医師との密な触れ合い。
大変なのはわかっているけれど・・・せっかく入れた大学院を、入り口が終わっただけでやめてしまうのはもったいない気持ちが湧き上がってきました。
ただ、この歳になれば重くのしかかる多くの責務。勉強だけしているわけにはいきません。学費もかかります。
くよくよ悩むこと数週間。
しかし、迷ったらやってみる!が身上の私です。
Kings College Londonの審美歯科マスターコースに日本人が入ったのは初めて。
ここで辞めてしまったら、日本人の名がすたるではないですか!
というわけで、これからどうなるかは分かりませんが、せっかくもらったチャンスを生かすため、まずは2年目の大学院コースを再開することに決定しました!!
すぐにまた、ロンドンでの2年目のスクーリングが始まります。
歯科医院のこと、家のこと、家族のこと。自分の健康。
この年齢ならではの、大きな悩みや課題は次々襲ってきます。
そこはひょいひょい、とはいきませんが何とかカーチェイスゲームのようにうまくかわしたり乗り越えたりしながら、なんとか進んでいこうではありませんか。
案ずるより産むが易し。そう信じています。
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