【捨てる美容】シンプルに削ぎ落とした「究極の美容」は、〇〇のケア！

こんにちは。歯科医師の松浦直美です。

昨年、書店で見つけて、そのタイトルに惹かれて思わずかってしまった本。

メイクアップアーティストの小田切ヒロさんの

「捨てる美容（知的生き方文庫）」

今までの美容の９割はいらないもの。肌もメイクも、人生まで軽やかに変わる！

表紙には、思わず手を伸ばしたくなるキャッチコピーが満載です。

娘に聞いてみると、小田切ヒロさんは、有名な美容家なのだとか。

なるほど、その本の中身には、年齢を重ねた私たち世代には特にずんずんと突き刺さる、興味深くて深くうなづかされる内容がたくさんで、今でも時々読み返してしまうほどです。

最も印象に残っていて、それ以来私も完コピして実践している美容法は、「上質なオイルと水」だけのスキンケア。

本来肌に備わっている自分で潤う力を最大限に引き出すには、肌の表面に適度な油分と水分を与えるミニマムなケアだけで必要十分。

体調が悪く乾燥がひどいなどの特別な場合を除き、クリームや乳液、美容液などを肌に与える必要はなく、石鹸でよく洗った後は、ピュアなオイルと水だけのケアを行うというもの。

ピュアで上質なオイルとは言っても、紹介されていたオイルは三〜五千円ほどの値段で手に入ります。

ではピュアな水って何？と思ったら、ドラッグストアなどで二千円ほどでたっぷり入って売られている「アベンヌウォーター」が、例として挙げられていました。

いずれも、安く手に入りやすいものです。

この、ある意味衝撃的なミニマルなスキンケアだけでもちょっとした驚きでしたが、さらには普段のメイクも、年齢を重ねたらやはり「捨てて」いってほしいと、小田切さんの鋭い切り口は続いていきます。

捨てるメイク、といっても、私のように全くメイクをしないということではなく、ポイントを絞り、若い人とは違う色気や清潔感を出していくこと。

そして、潔く余計なものを捨てるために最重要なのが、〇〇のケア。

さて、ここに入る言葉はなんでしょう？

歯科医師のブログだから、「歯」かな？と思った方。

すみません、違います。

正解は、「眉」。

肌を美しく保つための究極のミニマルスキンケアとメイクで、気を抜いてはいけないのが眉のケアとメイクだそうです。

きちんと形を整え、産毛を取り除き、丁寧にメイクを施す。

そのことで、その他の「余分なもの」を削ぎ落とす、大人の美容が完成するのだとか。

なるほど、納得、という方も多いのではないでしょうか。

・・・・・しかし！

ここでやはり、私も言わせてもらいたい！

究極のミニマル美容は、「眉」だけではなくて、「眉」と「歯」に絞って欲しい！！

ヨーロッパのある研究によると（＊）、お顔の美しさをきめるポイントとして専門家ではない一般の人々があげる2大重要エリアは、「目」と「口元」。

だって、白く輝く歯がのぞく綺麗な口元は、「目」と同じか、むしろそれ以上にものをいうのですから。

丁寧にケアされて、整えられた眉と、そしてまた、大切にケアされ、色や形に年齢が見えてきたら、ホワイトニングやちょっとした修復でミニマルケアした、綺麗で健康な歯。

40代以降の大人の女性（もちろん男性でも！）には、この二つの美容がしっかり出来ていれば、年齢に負けない「品」と、歳を重ねたら意識して欲しい「清潔感」が約束されるのではないでしょうか。

ミニマルな「捨てる美容」を提唱している小田切さんの著書は、本当に驚きの連続でした。

その一端を、ミニマル歯科治療でも担えるに違いない、とワクワクとした読書時間でもありました。

さあ、あなたのこれからの美容。

どこを、捨てますか？

そして、どこに、大切に集中しますか？

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