ブログを始めなければ という出来事〜英国で歯科医師として働くためには
初めまして。
WordPress でブログを開設しよう!とはりきったわりに、なかなか公開にたどり着けなかった私が、とうとう初めての投稿をすることになったエピソードを紹介し、記念すべき第一弾としたいと思います。
「将来、英国で診療をはじめる(かも、しれない)にあたっての準備の記録として」
「普段一般の人に馴染みのない歯科のことを、自分の歯科医院の枠を外れて、忌憚なく話してみたい」
という気持ちから、総合的なブログを開設してみたいなと思っていました。書くことは好きですが、アメブロは何度か挫折済み。将来ホームページとして発展させることができるように、そして挫折を防ぐために、WordPress を使ってみようと格闘をはじめて数ヶ月。初めは「WordPressの教科書」という本を片手にどうなることかと思いましたが(誰にでもできる!という文に騙されではいけない。。。)、結局プロの方の手を借りながら亀のようなスピードで準備してきました。こんなんでは、文を書くまでどのくらいかかるのかな〜と思いながら。下書きしては削除、削除してはまた下書き。仕事や家事の間に、のんびりと、「いつか、公開しようっと」
背中を押される出来事
しかししかし!上記のぼんやりとした目標と、スローペースのWordPressのための勉強が、「早くやらねば!」となったのが、
「英国で診療するにはどうしたらよいのか」
という若い歯科医師からの質問が増えたこと。私は今まで英国留学時代の話や、歯科医師免許試験のことをSNSなどで話したことはほとんどなかったのですが、この稀有な経験を、ぜひ後輩の歯科医師たちに知ってほしいという気持ちは常にありました。4年ほど前、試験を受けた直後に1度だけ、自分の歯科医院のニュースレターに試験のことを書いたことがあります。毎回コラムはホームページで公開しているのですが、イギリスでの免許のことを調べると、この私の話が引っかかってくることがあるらしく、メールや電話などでコンタクトを取ってくるのです。
そろそろ備忘録として、試験のことや、英国での昔の思い出、これからの登録準備のことを書き留めておきたいし、何よりも、ずっと思い描いていた「若い歯科医師に、こんな道もあると伝えることができる」ようにしたい。いよいよ明日からでも、ブログで話を始めなければ、と思い始めながらも、忙しい日常にかまけ、そのまんま。。。
そんな時、30代前半と思われる歯科医師からメールをもらったのです。
口腔外科医だという彼のメールには
「私の妻はインテリアコーディネーターをしています。彼女がデザインしたクリニックを、ロンドンで開くのが、私たち夫婦の夢なんです」
とありました。
その時。。。。どん!と背中を押された気がしました。そう、これだから、この話は夢がある。さあ、私も彼らのクリニックをみられる日を夢見て。自分もこれから何ができるのかを考えて。少しずつ、始めますよ。