クリスマスイブのプレゼントは何ですか〜素敵な出逢いに感謝〜
こんにちは。歯科医師の松浦直美です。
こんなに雪がひどい12月は、久しぶりな気がします。除雪してもしても、雪はふわふわと降り続き、あっという間に積もる雪に少し閉口していた矢先。
なんと玄関の鉢植えの前に、サンタさんのプレゼントかと思うようなミニミニ雪だるまを発見。
当院では、時々こんな「神様の魔法?」と思うような芸術品(子供たちの絵や粘土の人形など)が、意外なところに置いてあって、驚かされることがあるのですが、この雪だるまも、目立たないところにポツンと置いてあったのを、スタッフが偶然見つけました。
そしてその日は、さらに素敵な出会いが。
「定期メインテナンス希望」で来院された、綺麗な女性の患者さん。
今まで、3ヶ月ごとに他院で定期メインテナンスを受けていたと言います。
なぜ、そこで当院にわざわざ転院してくださったのか。少し気になったので、理由を聞いてみました。
その答えは、「主人が仕事の関係で、先生たちとお付き合いがありました」とのこと。
その苗字をみて、「もしや」と思って聞いてみると、ビンゴ。
約1年後に予定している当院の移転に際し、建物の建築をどこの会社に頼もうかと数社に話を聞いていた時、最後まで迷っていた2社のうち1社の営業の方の奥様でした。
その方は、全国的に有名な大きな建築会社の営業の方で、土地探しの段階から最後まで熱心に私たちの相談に乗ってくださっていました。本当に、最後の最後まで、その方の人柄や、仕事に対する姿勢には感心させられていました。
結局、費用やデザインの面で折り合いはつかず、私たちの最後の職場(歯科医院)の建築は、新潟の建築家東海林健氏に託すことになったのですが、お断りの連絡を入れた時のその方の言葉がとても印象的でした。
「当社を選んでいただけなかったのはとても残念ですが、盛岡に東海林先生の建築が建つということは私もとても楽しみです。」
そのプロとしての言葉に私はとても感激し、だからあんな大きな仕事ができているんだなあと、心からその方を尊敬しました。
本日いらしてくれた奥様は、その方に「とても良い歯科医院だから、子供たちも連れて行ってみるように」と言われ、当院のドアを叩いてくださったとのこと。
結局仕事を頼まなかったにもかかわらず、大切な家族を紹介してくれたとは。私たちと付き合ううちに、信頼していただけたんだなと、と本当に嬉しく思いました。
そのお気持ちに、しっかり答えられるようスタッフ一同気を引き締めてまいります。
当院の将来の近隣への移転に際する建築家とのあれこれを書いた記事も、よければ読んでみてくださいね。今お世話になっている建築事務所の方々にも、厳しい予算の中で頑張っていただいており、本当に頭の下がる思いです。